ヘルシーな和食の基本の合言葉「まごわやさしい」

ダイエッターの皆さん、食事はきちんと自炊していますか?
よくバランスのいい食事、和食はダイエットに最適と聞きますが、
実際にどのようなメニューがいいのか、どんな食材がヘルシーなのか、
わからないことが多いですよね。
低カロリーでもしっかり体が作れるもので、
満腹感も抱くことができる食材というのが、
ダイエットにおいては重要となります。
食事を制限して、食べないダイエットを実践する人もいますが、
短期間で痩せることはできるかもしれません。
しかし、リバウンドしやすいものなんです。
なぜなら、食べないダイエットで代謝が悪くなり、
痩せにくい体質になってしまうため、一時的に痩せても戻りやすくなるからなんです。
そこで、ダイエットにも健康にもいい和食のお話をしたいと思います。
合言葉は「まごわやさしい」
「まごわやさしい」という言葉を知っていますか?
ま:豆類
ご:ごま
わ:わかめ(海藻類)
や:野菜
さ:魚
し:椎茸(きのこ類)
い:芋類
ヘルシーな食事を作るというのは、決して難しいことじゃないと思います。
凝ったレシピを考えようとするから、
ダイエットは大変、食事制限は続かないとなってしまうんです。
「まごわやさしい」を組み合わせたメニューを取り入れてみてはいかがですか?
料理が苦手な人でも始めやすい方法だと思いますし、
何より費用もかからないダイエット方法です。
組み合わせ方も自在で、わかめ・ごまを組み合わせた海草サラダや、
野菜ときのこ類を使ったヘルシースープ、シンプルな焼き魚など、
日本のザ・和食という料理がこれだけで作ることができるんです。
朝ごはんにも最適ですし、晩ごはんでも十分使い回しできるテクニックです。
食生活を意識し始めたきっかけとは?
食事について、若い頃は無頓着で、
夜食を食べたり、暴飲暴食したり、はっきり言ってむちゃくちゃでした。
30代までは好きな時に好きなものを食べていたので、
太ったり痩せたりの繰り返し。
でも、若い頃は代謝能力も高かったので、
太っても痩せるのが早かったと思います。
食事は大事と感じ始めたのは、40歳を過ぎてからのことです。
肌荒れ・便秘・乾燥・冷えなど、
女性ならではの症状に悩まされることが多くなり、それがすごく気になり出しました。
特に、冷えは深刻で、冬だけではなく、
夏でも冷房による手足の冷たさを感じ、痛いとさえ思うようになっていたのです。
血流が悪いというのは、基礎代謝にも影響します。
つまり、どんなにダイエットと銘打って頑張っても、
代謝が悪ければ痩せません。
だから、自分の体としっかり向き合おうと思い始め、
「まごわやさしい」を実践してみることにしたんです。
ヘルシー和食で効果はあったのか?
「まごわやさしい」を意識した食生活に改善してから、
じわじわとその効果を実感しています。
例えば、お通じが数日ないか、
あっても残便感がある感じだったのですが、スッキリ出るようになりました。
肌荒れや乾燥は一番効果があったと思います。
冬はカサカサお肌で、
皮剥けや乾燥性湿疹などに悩まされていたのですが、それもいつしか解消していました。
ツルツル素肌になることができ、今では乾燥とは無縁です。
冷え性に関しては、劇的な効果はなかったように思います。
手足の冷えは、他の人よりひどい方なので、
自分なりに冷え対策をしないとダメみたいです。
食生活の改善は気楽な気持ちでやってみよう!
よしやるぞ! と意気込むと、ダイエットは大抵失敗します。
今までルーズに過ごしていた人が、
急に意識改革しようとすれば、挫折するのは当然です。
「まごわやさしい」を取り入れた食事は、
毎日少しずつやれるときに加えていく方法がいいでしょう。
1日のうち、1食だけやってみるという方法でも構いません。
外食で脂質過多な食事をした日こそ、
ヘルシーな食事を家では心がけたいものです。
1品は汁物にすると、体も温まるし、
少量のごはんでも満腹感を抱くことができますよ。
まとめ
和食の基本となる合言葉「まごわやさしい」をご存じでしたか?
バランスのいい食事や食事制限って、難しいと思われがちですよね。
一時的にできたとしても、レシピや組み合わせで悩んでしまい、
挫折してしまって続かないという負のスパイラルに陥る人がたくさんいます。
「まごわやさしい」を覚えておき、1日1食でも取り入れてみてください。
日本は欧米化した食事のせいで、
油脂過多で高カロリーな食事が多くなりました。
しかし、日本人が昔から食べてきた和食は、ダイエットにとても最適なんです。
季節の野菜や魚を取り入れ、彩豊かな食事をいただきましょう。
旬の味覚を感じながら、美味しく楽しくダイエットをすれば、
きっと挫折知らずで続けることができます。
それから、短期間でダイエットの結果を出そうと焦らないこと。
半年ぐらいのスパンでダイエットは考えてみてください。
リバウンドしないためのコツでもあります。
あなたも、「まごわやさしい」を始めてみてください。